転職するなら需要が伸び続けているIT業界

ITエンジニアの種類と将来性

技術の進化が著しいIT業界の需要を知るにあたって、まずはITエンジニアごとの将来性を見ていきましょう。
インターネットの普及に伴い、サイバーセキュリティを司る「セキュリティエンジニア」の需要が伸びています。サイバーセキュリティに対する攻撃は年々高度になってきており、セキュリティエンジニアに求められるスキルも高度化してきました。今後は、AI技術やデータ処理に関するスキルが求められるようになるでしょう。インターネットやクラウドサービスは世界中の誰もが手軽にアクセスできるというメリットがある一方で、サイバー攻撃を受けやすいというリスクが伴います。企業のデータ流出事故をニュースで見る機会も少なくないですよね？そのため、頑丈なセキュリティシステムを構築・運用できる人材が多くの企業で必要とされています。セキュリティエンジニアとして活躍するなら、サーバやセキュリティに関するスキルを身につけておくといいですよ。
また、機械学習の専門家である「AIエンジニア」も需要が伸びていくことが確実視されています。AIエンジニアはAIによって収集した知識を適用し、システム開発を行ないます。AIシステムのトレーニングには複雑なデータセットやアルゴリズムを用いるため、データベースに関する知識が必要不可欠。そのため、PythonやC/C++を活用したプログラミングスキルが求められます。あらゆることがAI化されていく社会において、AIエンジニアの将来性は非常に明るいといえますね。
AIと並んで注目されているのがクラウドテクノロジーです。企業はあらゆるデータやシステムをクラウドに移行し、多角的なアプローチで企業戦略を練っています。そこで必要とされるのが「クラウドエンジニア」です。クラウドエンジニアは社内外のシステムを組み合わせて大規模なソリューション開発を行います。クラウドエンジニアに求められるのは仮想化・コーディング・企画力などのスキルです。

常に学ぶ姿勢が必要

より将来性のあるITエンジニアとして活躍していくためには、どういったスキルやプログラミング言語を磨いていくべきかを冷静に判断しなければなりません。上述で述べたITエンジニアはそれぞれ異なるスキルが求められます。いずれも将来性がありますが、必要なスキルを理解していなければ活躍できません。求められるスキルを理解し、効率的に学習していきましょうね。日本のITエンジニア不足はこれからも続き、需要が落ちることはないでしょう。常に最新の知識を学び続けて、トレンドの変化に対応できるようにしておくことが大切ですよ。